創設当初、バーシティウエイトルームでは学生アスリートのパフォーマンスの向上だけを目的として指導してまいりました。 しかしそれ以前に子供たちが抱えている大きな問題がありました。それは、過労からくる怪我と精神的ストレスです。疲労骨折をしてしまうほど体が悲鳴を上げている学生がいます。失敗するのが怖くて失敗を誤魔化す学生がいます。痛いところがあるのに誰にも相談できずに我慢して怪我を悪化させてしまう学生がいます。大好きなスポーツをするはずだったのに勝つことだけを求められる学生がいます。学生アスリートたちは、体も心もボロボロです。 バーシティウエイトルームではトレーニング指導を通して、スポーツの楽しさ、運動の爽快さを体感させ、自分を正直に表現出来る空間だと感じとってもらっています。 そこから初めて会話が弾みトレーニングの意欲が沸きパフォーマンスの向上に繋がるのだと教えられました。その為、決まった流れのトレーニングセッションはありません。その時の学生たちの表情、状況などを把握してその場で今回のトレーニングを案出します。子供たちと正面から向い合い急がず長い目で指導できる様に適当・適度な指導をしております。